カテゴリー: 論文紹介2017

  • 論文紹介2017/11/28

    皆様

    流体研M1の丸石です。
    論文紹介のお知らせを致します。

    日時: 11/28 火 15:00頃-
    場所: 理学研究科5号館413号室

    発表: 丸石
    論文: “Stability of foams in silicate melts”
    Proussevitch, A. A., Sahagian, D. L., & Kutolin, V. A. (1993)
    Journal of Volcanology and Geothermal Research Elsevier Science Publishers
    DOI: https://doi.org/10.1016/0377-0273(93)90084-5

    火道中のマグマにおいて、気泡集団が自発的に消滅していく過程を調べた論文です。
    理論モデルと岩石を溶かす実験を合わせて、
    気泡集団の安定性には粘性が効くこと、加速度的に平均サイズが増加することを示しています。

    よろしくお願いします。

  • 論文紹介2017/11/21

    皆様

    流体研M2の佐藤です。以下の内容で論文紹介を行います。

    日時: 11/21 火 15:00頃-
    場所: 理学研究科5号館413号室
    発表: 佐藤道矩
    論文: Numerical Investigation of Water Entry of Half Hydrophilic and Half Hydrophobic Spheres
    Zhao, S., Wei, C. & Cong, W. Math. Probl. Eng. 2016, 1–15 (2016).
    DOI:10.1155/2016/5265818
      
    半分が親水性、もう半分が疎水性の球を水面に衝突させ、その際のcavityの生成、水中での球の軌道をVOF法を用いて数値計算した論文です。

    よろしくお願いします。

  • 論文紹介2017/11/7

    皆様

    流体研M2の岸です。

    論文紹介のお知らせを致します。

    日時: 11/7 火 15:00頃-

    場所: 理学研究科5号館413号室

    発表: 岸 達郎

    論文: “ Lagrangian History Effect on Turbulent Pair Dispersion”

    Ron Shnapp and Alex Liberzon
    arXiv:1707.04785
      
    DOI:https://arxiv.org/abs/1707.04785

    乱流中の相対拡散について、初期のラグランジュ的な速度差をもちいて条件付き 平均を取ることで
    t^3が復活することを実験により示した論文です。

    よろしくお願いします。

  • 論文紹介2017/10/31

    皆様

    流体研D2の蛭田です。

    日時: 10/31 火 15:00-
    場所: 理学研究科5号館413号室
    発表: 蛭田佳樹
    論文: “Multiscale anisotropic fluctuations in sheared turbulence with multiple states”
    Kartik P. Iyer, Fabio Bonaccorso, Luca Biferale, and Federico Toschi

    DOI::https://doi.org/10.1103/PhysRevFluids.2.052602

    Random Kolmogorov flow で実現する非等法乱流に対し
    速度の二点相関関数を球面調和関数を用いて分解した
    結果を報告した論文です。

    外力スケールの流れ状態によらず
    小スケールにおいてY00成分が卓越する(等方性が回復する)
    ことを示唆する結果となっています。

    至らない点があるかと思いますが
    よろしくお願いします。

  • 論文紹介2017/10/24

    皆様

    数理研D1の石川です。

    以下の内容で論文紹介を行います。

    日時: 10/24 火 15:00頃-

    場所: 理学研究科5号館413号室

    発表: 石川 寿雄

    論文: A new method for isolating turbulent states in transitional stratified
    plane Couette flow

    J. Fluid. Mech. (2016), vol. 808, R1, doi:10.1017/jfm.2016.627

    平面 Couette 流の乱流に adaptive に温度勾配を与えることで

    局在乱流の解を安定化させることができると報告しています。

    よろしくお願いします。

  • 論文紹介2017/10/17

    皆様

    流体研M2の佐藤です。以下の内容で論文紹介を行います。

    日時: 10/17 火 15:00頃-
    場所: 理学研究科5号館413号室
    発表: 佐藤道矩
    論文: Direct Self-Sustained Fragmentation Cascade of Reactive Droplets
    Inoue, Chihiro,Izato, Yu-ichiro,Miyake, Atsumi,Villermaux, Emmanuel,2017,Physical Review Letters
    DOI:10.1103/PhysRevLett.118.074502
      
    線香花火の火花の生成について考察した論文です。線香花火の火花は溶解した火薬の中で気泡が膨張、破裂することで火薬が飛び散り、飛び散った火薬の中でも同様の過程が繰り返されるで生じます。
    この現象について繰り返しの回数や、最終的な火花の大きさなどを導出します。
    Youtubeの日経新聞のチャンネルに当論文についての動画がアップされていました。リンクを張っておきます。www.youtube.com/watch?v=ZwqxrJumCe4

    よろしくお願いします。

  • 論文紹介2017/10/10

    皆様

    流体研M2の岸です。

    論文紹介のお知らせを致します。

    日時: 10/9 火 15:00頃-

    場所: 理学研究科5号館413号室

    発表: 岸 達郎

    論文: “ Lagrangian History Effect on Turbulent Pair Dispersion”

    Ron Shnapp and Alex Liberzon
    arXiv:1707.04785
      
    DOI:https://arxiv.org/abs/1707.04785

    乱流中の相対拡散について、初期のラグランジュ的な速度差をもちいて条件付き 平均を取ることで
    t^3が復活することを実験により示した論文です。

    よろしくお願いします。

  • 論文紹介2017/7/11

    皆様、

    流体研M2の佐藤です。

    日時: 7/11 火 15:00-
    場所: 理学研究科5号館413号室
    発表: 佐藤道矩
    論文: Droplet impact on deep liquid pools: Rayleigh jet to formation of secondary droplets.
    Castillo-Orozco, E. et al., 2015.
    DOI:10.1103/PhysRevE.92.053022

    水面に水滴を衝突させた際のjetとjetの先端がちぎれて生じるsecondary dropletについて実験、数値計算両方から調べた論文です

    至らぬ点があると思いますが、
    よろしくお願いします。

  • 論文紹介2017/7/4

    皆様

    流体研D2の蛭田です。

    日時: 7/4 火 15:00-
    場所: 理学研究科5号館413号室
    発表: 蛭田佳樹
    論文: “Transitional structures in annular Poiseuille flow depending on radius ratio”
    Takahiro Ishida, Yohann Duguet and Takahiro Tsukahara
    DOI:: 10.1017/jfm.2016.192

    Annular Poiseuille flowの中間的なレイノルズ数における流れにおいて現れる、
    空間間欠的な乱流構造について調べた論文です。
    内外の筒の半径比を変化させると、平板間流れに現れるストライプ様構造から
    円筒流れい現れるようなパフ構造に変化してゆきます。

    至らぬ点があると思いますが、
    よろしくお願いします。

  • 論文紹介2017/6/6

    皆様

    数理研D1の石川です。

    論文紹介のお知らせを致します。

    日時: 6/6 火 15:00頃-

    場所: 理学研究科5号館413号室

    発表: 石川 寿雄

    論文: Chantry, Matthew, Laurette S. Tuckerman, and Dwight Barkley.

    “Universal continuous transition to turbulence in a planar shear flow.”

    arXiv preprint arXiv:1704.03567 (2017).

    URL: https://arxiv.org/abs/1704.03567

    概要: Chantry et al.(2016) で用いたWaleffe flow を用いて、

    2次元のDPとの対応の検証を詳細に行っています。

    Waleffe flow では平面 Couette 流の乱流遷移を

    低い計算コストで得られることを利用し、

    非常に広い領域での数値計算を行っています。

    よろしくお願いいたします。