カテゴリー: 論文紹介

  • 論文紹介2022/5/10

    皆様

    流体研M2の明石です。

    明日5/10の論文紹介のお知らせです。

    日時: 5/10 13:30~
    場所: zoom
    論文: Hideki Takagi, Motomu Nakashima, Takashi Ozaki, Kazuo Matsuuchi. Unsteady hydrodynamic forces acting on a robotic arm and its flow field: Application to the crawl stroke. Journal of Biomechanics 47(2014) 1401-1408.
    doi: https://doi.org/10.1016/j.jbiomech.2014.01.046

    水泳のクロールのストロークを解析するために、ロボットの腕を用いた実験を行い、二種類の推進力の機構を調べたとする論文です。

    以上,よろしくお願いいたします。

  • 論文紹介2022/4/26

    皆様

    流体研M2の戸田です。

    明日4/26の論文紹介のお知らせです。

    日時: 4/26 13:30~
    場所: zoom
    論文: Mulligan, S., De Cesare, G., Casserly, J. et al. Understanding turbulent free-surface vortex flows using a Taylor-Couette flow analogy. Sci Rep 8, 824 (2018).
    doi: 10.1038/s41598-017-16950-w

    乱流自由表面渦の振る舞いと安定性について,Taylor-Couettte 流との類似性に注目して,実験・数値シミュレーション・安定性解析を用いて調べている論文です.

    以上,よろしくお願いいたします.

  • 論文紹介2022/4/19

    皆様

    流体研M2の松村です。

    明日(4/19)の論文紹介のお知らせです。


    日時:4/19 13:30~
    場所:zoom
    論文:D. Galloway & U.Frisch(1986) “Dynamo action in a family of flows with chaotic streamlines”, Geophysical & Astrophysical Fluid Dynamics, 36:1,53-83

    doi:https://doi.org/10.1080/03091928608208797

    概要: ABC flowのkinematic dynamo問題を数値計算を用いて研究している論文です。
    数値計算の結果は、磁気Reynolds数が450まで、A、B、Cが様々に選択された場合に報告されています。


    以上、よろしくおねがいします。

  • 論文紹介2021/11/30

    皆様

    流体研M2の奥山です。

    明日(11/30)の論文紹介のお知らせです。


    日時:11/30 15:00~ ?
    場所:zoom
    論文:Henricus H. Wensink, Jörn Dunkel, Sebastian Heidenreich, Knut Drescher, Raymond E. Goldstein, Hartmut Löwen, and Julia M. Yeomans, “Meso-scale turbulence in living fluids”, PNAS, 109(36), 2012

    doi:https://doi.org/10.1073/pnas.1202032109

    概要:枯草菌(Bacillus subtilis)の高密度懸濁液を用いて実験を行い、メゾスケール乱流状態を測定した。実験結果は、自走する棒状粒子モデルによるシミュレーション結果とよく一致した。同時にバクテリア乱流の連続体方程式を導出し、比較をおこなった。


    以上、よろしくおねがいします。

  • 論文紹介2021/10/12

    皆様

    流体研M2の奥山です。

    明日(10/12)の論文紹介のお知らせです.

    日時:10/12 15:00~ ?
    場所:zoom
    論文: Siddhartha Mukherjee , Rahul K. Singh, Martin James, and Samriddhi Sankar Ray, “Anomalous Diffusion and Lévy Walks Distinguish Active from Inertial Turbulence”, PRL, 127, 118001(2021)

    doi:https://doi.org/10.1103/PhysRevLett.127.118001

    概要:アクティブ乱流の流体力学モデルを用いたシミュレーションを行い、Lévy Walkによるsuper diffusionが発現することを示しました。

    以上、よろしくおねがいします.

  • 論文紹介2021/6/22

    皆様
    流体研M2の奥山です。
    明日(6/22)の論文紹介のお知らせです。

    日時: 6/22(火) 15:00~
    場所: zoom
    発表者: 奥山

    論文: Kiyoshi Kanazawa, Tomohiko G. Sano, Andrea Cairoli & Adrian Baule,

    Loopy Lévy flights enhance tracer diffusion in active suspensions, Nature,  579(7799), 364-367(2020)
    DOI : https://doi.org/10.1038/s41586-020-2086-2

    Stokes流体中においてactiveなswimmerとtracerとの流体相互作用を考慮したシミュレーションを行い、tracerが実験系で普遍的に見られるBrown運動から大きく外れた統計を示すことを実証しました。

    よろしくお願いします。

  • 論文紹介 2021/6/8

    皆様
    流体研M2の酒井です。
    明日(6/8)の論文紹介のお知らせです。

    日時: 6/8(火) 15:00~
    場所: zoom
    発表者: 酒井

    論文: Early stage of integrable turbulence in the one-dimensional nonlinear Schrödinger equation:A semiclassical approach to statistics
    Giacomo Roberti, Gennady El, Stéphane Randoux, and Pierre Suret
    Phys. Rev. E 100, 032212 – Published 19 September 2019
    DOI: https://doi.org/10.1103/PhysRevE.100.032212

    関数の初期条件をランダムに設定したschrodinger方程式が短い間時間発展するときに、関数の4次モーメントがどう時間変化するかについての近似式を導出し、それと数値計算の結果を比較している論文です。

    よろしくお願いします。

  • 論文紹介 2021/5/11

    流体研M2の酒井です。
    明日(5/11)の論文紹介のお知らせです。

    日時: 5/11(火)  15:00〜
    場所: zoom
    発表者: 酒井

    論文: Rogue Wave Observation in a Water Wave Tank
    A. Chabchoub, N. P. Hoffmann, and N. Akhmediev
    Phys. Rev. Lett. 106, 204502 – Published 16 May 2011
    doi: https://doi.org/10.1103/PhysRevLett.106.204502

    rogue wave現象の物理的背景との関係が指摘されている、非線形シュレディンガー方程式のPeregrine Soliton解を実験室の水槽実験で再現できた、という論文です。

    よろしくお願いします。

  • 論文紹介2021/4/20

    皆様

    流体研M2の奥山です。

    明日(4/20)の論文紹介のお知らせです.

    日時:4/20 15:00~ ?

    場所:zoom

    論文: Tajie Harris, Edward J. Banigan, David A. Christian, Christoph Konradt, Elia D. Tait Wojno, Kazumi Norose, Emma H. Wilson, Beena John, Wolfgang Weninger, Andrew D. Luster, Andrea J. Liu & Christopher A. Hunter “Generalized Lévy walks and the role of chemokines in migration of effector CD8 + T cells”, Nature(2012)

    doi:https://doi.org/10.1038/nature11098

    概要:リンパ球や白血球の遊走活性を制御するタンパク質であるケモカインが、T細胞が病原体を制御する能力を向上させることを明らかにした論文です。特に慢性感染したマウスの脳内のT細胞集団を3次元トラッキングし、その運動が一般化されたLévy walkでうまく説明できることを示しました。これによりrandom walk的な探索戦略よりも効率的に標的を見つけることが可能になると述べています。

    以上、よろしくおねがいします.

  • 論文紹介2020/4/14

    皆様、
    流体研M2の大西です。

    日時 : 4/14(火)15:15~
    場所 : Zoom
    発表 : 大西祐介
    論文 : “Phase separation of quantized vortices in two-component miscible Bose-Einstein condensates in a two-dimensional box potential”
    Junsik Han and Makoto Tsubota
    DOI: 10.1103/PhysRevA.99.033607

    trapされた2成分の2次元BECにおいて、2成分間の相互作用の強さが臨界値以下のときOnsager渦が出現し、臨界値を超えたとき別の状態が出現することを数値計算を用いて調べている論文です。

    よろしくお願いします。