流体物理学ゼミナール2011/02/07


流体力学セミナー流体力学セミナー

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流体力学セミナー 2010

日時: 2月7日(月) 15:30 から 17:00

場所: 京大 数理解析研究所 204号室

講師:名和 範人氏
(大阪大学大学院基礎工学研究科)

講演題目:
Kolmogorov 予想と Onsager 予想
ー 乱流理論の再構成のひとつの試み ー

講演要旨:
本講演は,坂上氏(北大)と松本氏(京大)との共同研究に
基づいている.古今東西,乱流に関する理論や研究は枚挙に
暇がないことは百も承知であるが,我々は,Kolmogorov に
よる定常・一様・等方的乱流の満足する統計則の意味から始
めて,

結局のところ,エネルギー散逸率とは何だろうか?

Onsager 予想の意味するところは?

という素朴な疑問から考え起こし,最近の数学的な結果も取り
入れて,ひとつの「物語」を作ろうとした.未だ完結した物語
ではないかもしれないが,こんな見方もできますよと言ったも
のを紹介できればと思っている.

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世話人:山田 道夫(京大数理研), 藤 定義(京大),松本 剛(京大理)
アドバイザー:船越 満明(京大情報学)、水島 二郎(同志社大工)、
余田 成男(京大理)
連絡先:山田道夫 yamada@kurims.kyoto-u.ac.jp
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