_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
_/
_/ 流体力学セミナー 2005 No. 2
_/
_/ 日 時 : 05年 5月 23日 (月) 15:00〜16:30
_/
_/ 場 所 : 京大数理研 009号室
_/
_/ 講 師 : 早川尚男 氏(京大大学院 理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻 )
_/
_/ 題 目 : 非平衡環境下での希薄気体の統計理論
_/
_/ 内 容 :
_/ 境界を通してのfluxのやりとりがないがない場合は平衡状態に緩和するというのは
_/ Boltzmann以来の常識である。一方、非平衡開放系での定常状態がどうなっていて、
_/ その一般論が可能であるかどうかというのも長く議論されている問題である。最近
_/ でも佐々-田崎による定常熱力学(SSeT)の提唱がある。本講演ではその背景を踏ま
_/ え、 熱流があるときの希薄気体のBoltzmann方程式の解を求めること、またSSTで
_/ 議論された小孔で非平衡セルと平衡セルを繋いだ時に実現する非平衡環境下での
_/ Knudsen効果はどうなっているのかを分子動力学法と境界層解析の比較から論じる。
_/ またBoltzmann方程式の2次摂動定常解の安定性についても論じたい。
_/
_/ 参考文献:H-D. Kim and H. Hayakawa, JPSJ 72, 1904 (2003).
_/
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
世話人:大木谷 耕司(京大数研)、藤 定義(京大理)、松本 剛(京大理)、
山田 道夫(京大数研)
アドバイザー:河原 源太(京大工)、小森 悟(京大工)、藤坂博一(京大情報学)、
船越 満明(京大情報学)、水島 二郎(同志社大工)、余田 成男(京大理)
連絡先:ohkitani@kurims.kyoto-u.ac.jp
メールリスト連絡先: semi-adm@kyoryu.scphys.kyoto-u.ac.jp
戻る [http://www.kyoryu.scphys.kyoto-u.ac.jp/semi/semi2.html]