流体物理学ゼミナール2005/09/07


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_/ 流体力学セミナー 2005 No. 6
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_/ 日 時 : 05年 9月 26日 (月) 15:00〜16:30
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_/ 場 所 : 京大数理研 009号室
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_/ 講 師: 片岡 武 氏 (神戸大学大学院自然科学研究科)
_/ 題 目: 水面孤立波と界面孤立波の線型安定性
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_/ 内 容 :
_/ 水面孤立波と二層流体中を伝播する界面孤立波の線形安定性を,Euler方程式系
_/ を基に調べた結果を報告する.
_/ まずは水面孤立波をとりあげる.最大波高が水深の0.781よりも小さいとき,
_/ 進行方向に安定(孤立波の進行方向のみに依る撹乱に対して安定)であるが,
_/ 0.713よりも大きいと,横方向に不安定(孤立波の峰方向にも依る撹乱に対しては
_/ 不安定)であることを示す.
_/ ついで界面孤立波をとりあげる.進行方向の安定性を調べ,孤立波のエネルギー
_/ が停留値をとるときに安定性交換が起きることを理論的に示す.この結果を幾つ
_/ かの具体的な孤立波解に適用し,その安定性の特徴を述べる.さらに進行方向に
_/ 関して安定性交換するときはいつも,より小さな振幅において横方向不安定とな
_/ ることを理論的に示す
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世話人:大木谷 耕司(京大数研)、藤 定義(京大理)、松本 剛(京大理)、
山田 道夫(京大数研)
アドバイザー:小森 悟(京大工)、藤坂博一(京大情報学)、
船越 満明(京大情報学)、水島 二郎(同志社大工)、余田 成男(京大理)
連絡先:ohkitani@kurims.kyoto-u.ac.jp
メールリスト連絡先: semi-adm@kyoryu.scphys.kyoto-u.ac.jp

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