流体物理学ゼミナール2005/10/04


_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
_/
_/ 流体力学セミナー 2005 No. 7
_/
_/ 日 時 : 05年 10月 17日 (月) 15:00〜16:30
_/
_/ 場 所 : 京大数理研 009号室
_/
_/ 講 師: 釡谷 秀幸 氏(宇宙物理学教室)
_/ 題 目: 分子雲における磁場の散逸過程
_/
_/ 内 容 :
_/ 分子雲が持つ磁場の散逸過程を明らかにすることは、星形成の素過程を理解す
_/ るうえ で、現在でもその重要性は強調されるべきである(磁場が全てを決め
_/ ているという、 かつての理論は正しくないとしても)。以前には、磁場の散
_/ 逸過程を考える場合、イオンと電子が常に強く静電気力で結びついているとす
_/ る理論が支持を受けていた時代があった。しかし、本講演で我々が明らかにす
_/ るように、イオンと中性分子ガス間の摩擦が大きい場合には、イオンが電子と
_/ 強く結びつくという仮定は、分子雲中で星形 成の直接的な現場となる密度の
_/ 大きい領域では成り立たない。以前の定式化の誤りを正しつつ、本講演では、
_/ 荷電星間塵の効果を含めた磁場の分子雲ガスへの凍結の様子も議論する予定で
_/ ある。
_/
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
世話人:大木谷 耕司(京大数研)、藤 定義(京大理)、松本 剛(京大理)、
山田 道夫(京大数研)
アドバイザー:小森 悟(京大工)、藤坂博一(京大情報学)、
船越 満明(京大情報学)、水島 二郎(同志社大工)、余田 成男(京大理)
連絡先:ohkitani@kurims.kyoto-u.ac.jp
メールリスト連絡先: semi-adm@kyoryu.scphys.kyoto-u.ac.jp

戻る [http://www.kyoryu.scphys.kyoto-u.ac.jp/semi/semi2.html]