流体物理学ゼミナール2005/01/18


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_/ 流体力学セミナー 2004 No. 12
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_/ 日 時 : 05年 1月 31日 (月) 15:00〜16:30
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_/ 場 所 : 京大数理研 009号室
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_/ 講 師 : 北内 英章 氏 (地球環境フロンティア研究センター)
_/ 題 目 1: 「回転極帽上の定常ストークス流の解析解」
_/ 2: 「海洋海氷結合モデルによるラブラドル海域の数値計算」
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_/ 内 容 1:
_/ 自転する球を,その自転軸に垂直な平面で切ることにより,その平面の上部
_/ (または,下部)にできる球面の一部領域(極帽)上の定常線形粘性流の解析解を
_/ 求めた.同種の解は,今脇と高野(1974)により近似的に得られたが,
_/ 本研究により厳密に求められることが示された.
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_/ 内 容 2:
_/ ラブラドル海の深層対流による深層水形成量の変化は,全地球規模の気候変動に
_/ 大きな影響を及ぼすと考えられている.その深層対流には,渦が重要な役割を
_/ 演じていると考えられている.本研究の目的は,ラブラドル海の深層対流におけ
_/ る渦の役割に対する理解を深めることである.そのためまず第一に,モデルの
_/ 計算結果を観測事実と比較することにより,計算結果の妥当性を吟味する.
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_/ 備 考: 今回は2つの話題を提供していただきます(合計90分)。
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世話人:大木谷 耕司(京大数研)、藤 定義(京大理)、松本 剛(京大理)、
山田 道夫(京大数研)
アドバイザー:河原 源太(京大工)、小森 悟(京大工)、藤坂博一(京大情報学)、
船越 満明(京大情報学)、水島 二郎(同志社大工)、余田 成男(京大理)
連絡先:ohkitani@kurims.kyoto-u.ac.jp
メールリスト連絡先: semi-adm@kyoryu.scphys.kyoto-u.ac.jp