カテゴリー: 論文紹介2009

  • 論文紹介2009/05/19

    論文紹介論文紹介

    皆様

    数理研M2の木村恵二です.
    論文紹介を以下のように行います.

    日時 :5月19日(火)
    時刻 :15時過ぎ(前のセミナーが終わり次第)
    場所 :理学部5号館413号室
    発表者:木村恵二
    論文 :Generation mechanism of a dipole field
    by a magnetohydrodynamic dynamo
    Akira Kageyama and Tetsuya Sato
    (Physical Review E Volume 55, Number 4, 1997)

    マシンパワーの向上で,full MHD方程式を回転球殻中で
    直接数値解析できるようになった頃の論文です.
    磁場がdipoleになるような数値計算ができ,
    どのような機構でdipoleができるようになったのかを,
    説明しています.
    この論文で行ったモデルにおけるdipole磁場は,
    α-ω dynamo が説明として有効であるようです.

    よろしくお願いいたします.

    —————————————————
    木村 恵二 Kimura Keiji
    数理解析研究所 修士2回生
    (京都大学 理学研究科 数学・数理解析専攻 数理解析系)
    Mail Address : kimura@kurims.kyoto-u.ac.jp
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  • 論文紹介2009/04/28

    論文紹介論文紹介

    皆様

    数理研M2の犬伏正信です.
    論文紹介を以下のように行います.

    日時:4月28日(火)
    時刻:15時過ぎ(前のセミナーが終わり次第)
    場所:理学部5号館413号室
    発表者:犬伏正信
    論文:Characterizing the edge of chaos for a shear flow model
    Lina Kim and Jeff Moehils
    PHYSICAL REVIEW E 78, 036315 (2008)

    この論文で扱うshear flowのモデル方程式系の解は,
    ある初期条件では層流に減衰し,
    またある初期条件ではカオス的な振る舞いをして層流化し,
    さらにある初期条件ではカオス的な振る舞いの後に層流ではないnontrivialなattrac
    torへ向かうものが存在する.
    この論文では,これらの初期条件を分つ相空間の境界をedge of chaosと呼び,
    その特徴付けを行っている.

    至らない点が多々あるとは思いますが,
    宜しくお願い致します.

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    犬伏正信 INUBUSHI MASANOBU

    京都大学大学院理学研究科
    数学・数理解析専攻 数理解析系 修士2年
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  • 論文紹介2009/04/21

    論文紹介論文紹介

    皆様へ

    こんばんは.
    数理研M2の佐々木です.
    論文紹介を以下のように行います.

    日時:4月21日(火)
    時刻:15時すぎより(前のセミナーの後)
    場所:理学部5号館413号室
    発表者:佐々木 英一
    論文:Computing large-amplitude progressive Rossby waves on a sphere
    Journal of Computational Physics 217 (2006) 845-865

    回転球面上の浅水方程式における定常に伝播する非線形Rossby波解
    を数値的に求め,伝播速度と振幅の関係性等を示します.

    どうぞよろしくお願いいたします.

  • 論文紹介2009/04/14

    論文紹介論文紹介

    みなさま、

    数理研D1の小布施です。
    論文紹介を以下のように行います。

    日時:4月14日(火)
    時刻:15時すぎより(前のセミナーの後)
    場所:理学部5号館413号室
    発表者:小布施祈織
    論文:Jovian atmospheric dynamics: an update after Galileo and Cassini
    Ashwin R Vasavada and Adam P Showman
    Peports on Progress in Physics 68 (2005)

    木星大気のダイナミクス全体についての review paper ですので
    zonal jets の生成メカニズムの部分を取り出して発表します。

    zonal jets の生成メカニズムの章では
    non-divergentな2次元モデル、浅水モデル、
    多重レイヤーモデル、及び深いところでの強制力を与えるモデル
    について、それぞれの現状が書かれていますが
    時間の関係上、浅水モデルと多重レイヤーモデルの部分のみ
    を取り上げる予定にしています。

    どうぞよろしくお願いいたします。

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    小布施 祈織 OBUSE, Kiori
    京都大学 理学研究科 数学・数理解析専攻(数理解析研究所)
    博士課程 1 年
    obuse@kurims.kyoto-u.ac.jp
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