論文紹介論文紹介
皆様
流体研M2の岡橋裕介です。
明日の論文紹介を以下のように行ないます。
日時:10月12日(火)
時刻:15時過ぎ(前のセミナーが終わり次第)
場所:理学部5号館413号室
発表者:岡橋裕介
論文:”Lengthscales of motions that control air-water gas
transfer in grid-stirred turbulence”
H.Tsumori, Y. Sugihara, JOURNAL OF MARINE SYSTEMS 66(2007)6-18
界面における物質交換現象を支配する長さスケールについて
実験的に調べた論文です。
これまで、どのような長さスケールが物質交換現象において
重要であるかは、吸収速度とレイノルズ数の関係(吸収速度が
レイノルズ数の何乗に依存しているか)を見て議論されてきたが、
この論文では界面における発散が重要な役割を果たしている事
を主張しています。
また、界面における発散がテイラー長程度のスケールを
持っていることから、物質交換現象においてテイラー長が
重要であることを示しています。
至らぬところも多々あると思いますが、よろしくお願いします。