流体物理学ゼミナール2011/08/05


流体力学セミナー流体力学セミナー

+–+–+–+–+–+–+–+–+–+–+–+–+–+–+–+–+–+–+–+—-+–+–+

流 体 力 学 セ ミ ナー  2011

日時: 8月 5日(金) 15:00 から 16:30 [** 曜日にご注意ください **]

場所: 京大 理 物理学教室 401号室 [** 場所にご注意ください **]

講師: 太田 洋輝 氏
(京都大学 基礎物理学研究所)

講演題目: 格子上の駆動された2成分斥力粒子系におけるレーン形成

講演要旨:
コロイド粒子系などで、電場によって異なる電荷をもつ
粒子を逆向きに駆動した場合にレーンが形成されることが、
実験または数値シミュレーションで確認されている。
このレーン形成はある程度広い物質群で見られる
普遍的性質であることが期待される。
しかしながら、この普遍的性質の特徴や出現機構は、
未解明な多体問題として残っている。
我々は、この普遍的性質の一端を示す、
単純な格子模型を見いだした。
講演では、この格子模型でみられるレーンと
先行研究で見いだされたレーン、また流体力学的不安定性
との関係性について議論する。
この研究は、早川尚男氏と和田浩史氏との共同研究である。

+–+–+–+–+–+–+–+–+–+–+–+–+–+–+–+–+–+–+–+—-+–+–+

世話人:山田 道夫(京大数理研), 藤 定義(京大理),松本 剛(京大理)
アドバイザー:船越 満明(京大情報学)、水島 二郎(同志社大工)、
余田 成男(京大理)
連絡先:山田道夫 yamada@kurims.kyoto-u.ac.jp
======================================================================