カテゴリー: 論文紹介2008

  • 論文紹介2008/11/11

    論文紹介論文紹介

    みなさま

    金谷@京大流体D3です。

    来週の論文紹介のお知らせをいたします。

    日時: 11月11日(火) 15:00〜16:30
    場所: 理学研究科 6号館 413号室
    発表者: 金谷 健太郎
    論文: “Capillary rise of a meniscus with phase change,”
    Guy Ramon, Alexander Oron,
    J. Colloid Interface Sci. 327 (2008) 145-151.

    毛管上昇を記述するルーカス-ウォッシュバーンの式を
    相変化の効果を採り入れるように拡張したという論文です。

    よろしくお願いいたします。

    金谷健太郎

  • 論文紹介2008/10/28

    論文紹介論文紹介

    松本剛@物理です。

    金谷君からの依頼により、10/28(火)の論文紹介は松本が
    担当します。

    日時 :10/28(火) 15:00–
    場所 :京大理学研究科 6号館 413号室
    発表者 :松本剛

    論文 :

    “Velocity Statistics Distinguish Quantum Turbulence
    from Classical Turbulence”
    M.S.Paoletti, M.Fisher, K.R.Sreenivasan, and D.P.Lathrop,
    PRL 101, 154501 (10 Oct., 2008)

    量子乱流実験(thermal counter flow)の PIV 測定から、
    量子乱流速度の1点分布関数をもとめ、そのテイルが羃則
    $P(|v|) ¥sim |v|^{-3}$になっていることを報告しています。

    この$|v|^{-3}$テイルについて、量子渦の継ぎ換え(reconnection)
    を用いて consistency argument を行っている論文です。


    松本 剛
    京大院 理学研究科 物理学第一教室 流体物理学研究室
    606-8502 京都市左京区北白川追分町
    email: takeshi@kyoryu.scphys.kyoto-u.ac.jp
    phone/fax: 075-753-3805

  • 論文紹介2008/10/21

    論文紹介論文紹介

    皆様、

    流体研D2の八登です。
    明日の論文紹介のお知らせをいたします。
    前回の続きです。
    よろしくお願いいたします。

    日時 : 10月21日(火)15:00 〜
    場所 : 理学部5号館413号室
    発表者:八登浩紀
    論文 : “Continuum theory of memory effect in crack patterns
    of drying pastes”, Ooshida Takeshi, Phys. Rev. E (2008) 77, 061501


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    八登 浩紀 Yatou Hiroki
    sanmaya@kyoryu.scphys.kyoto-u.ac.jp
    京都大学大学院理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻
    物理学第一分野 流体物理学研究室 博士課程2年
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  • 論文紹介2008/10/14

    論文紹介論文紹介

    皆様、

    流体研D2の八登です。
    明日の論文紹介のお知らせをいたします。
    よろしくお願いいたします。

    日時 : 10月14日(火)15:00 〜
    場所 : 理学部5号館413号室
    発表者:八登浩紀
    論文 : “Continuum theory of memory effect in crack patterns of drying pastes”,
    Ooshida Takeshi,
    Phys. Rev. E (2008) 77, 061501


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    八登 浩紀 Yatou Hiroki

    京都大学大学院理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻
    物理学第一分野 流体物理学研究室 博士課程2年
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  • 論文紹介2008/07/29

    論文紹介論文紹介

    みなさま、

    数理研 M2 の小布施です。
    次回の論文紹介は以下の日時、内容で行います。

    日時 : 7月29日(火)15:00 〜
    場所 : 理学部5号館413号室
    発表者:小布施祈織
    論文 : ” Generation of zonal flows by Rossby waves in the atmosphere”,
    O.G. Onishchenko, O.A.Pokhotelov, R.Z.Sagdeev,
    P.K.Shukla, and L.Stenflo,
    Nonlinear Processes in Geophysics(2004)11,241-244

    磁化プラズマ内でのドリフト波の方程式と同じ構造を持つ
    Charney 方程式を用いて、浅水方程式系においてのRossby波
    とzonal流の相互作用及び zonal流の形成について調べている
    論文です。

    zonal流の時間変化を Rossby 波によるレイノルズ応力で書き
    表した式と、 Rossby 波と zonal 流の相互作用の式を用意した
    後、それらを用いて最大増幅率をもつ zonal 流のモードと、
    その伝播速度を計算します。

    そして最後に、地球のパラメータを用いての確認と、過去の研究
    との比較を行います。

    最初の方でプラズマ関係の内容が出てきており、充分に理解出来
    ていないのですが 、プラズマの部分は本題とは殆ど関係が無い
    ので、この論文を選びました。理解が不充分なところがありますが、
    どうぞよろしくお願い致します。

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    小布施 祈織 OBUSE, Kiori
    京都大学 理学研究科 数学・数理解析専攻(数理解析研究所)
    修士課程 2 年
    obuse@kurims.kyoto-u.ac.jp
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  • 論文紹介2008/07/15

    論文紹介論文紹介

    みなさま

    金谷@京大流体D3です。

    明日の論文紹介のお知らせをいたします。

    日時: 7月15日(火) 15:00〜16:30
    場所: 理学研究科 6号館 413号室
    発表者: 金谷 健太郎
    論文: “Onset of convection in two liquid layers with phase change,”
    G. B. McFadden, S. R. Coriell, K. F. Gurski, and D. L. Cotrell,
    Phys. Fluids *19, *104109 (2007).

    鉛直方向に温度勾配のある
    相変化の起こる水平な気液二層の
    線形安定性を調べています。
    二相間のエントロピーの差の大きさに依って
    不安定性の要因が異なることを示しています。
    長波長および短波長の極限や
    レイリー-テイラー不安定な場合の解析も
    なされています。

    よろしくお願いいたします。

    金谷健太郎

  • 論文紹介2008/07/01

    論文紹介論文紹介
    皆様、

    流体研D2の八登です。
    明日のセミナー後の論文紹介のお知らせをいたします。

    日時 : 7月1日(火)15:00〜16:30
    場所 : 理学部5号館413号室
    内容 :
    “Emergence of singular structures in Oldroyd-B fluids”
    Becca Thomases and Michael Shelley,
    Physics of Fluids 19, 103103 (2007)

    低レイノルズ数でのOldroyd-Bモデルを用いた粘弾性流体に
    対して、strain flowを生じさせるような外力を与えて
    数値計算を行ったとき、singularな構造が発生することを
    確かめた論文です。より現実的な粘弾性モデルと考えられている
    FENE-Pモデルを用いた結果との比較も行っています。

    よろしくお願いいたします。


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    八登 浩紀 Yatou Hiroki

    京都大学大学院理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻
    物理学第一分野 流体物理学研究室 博士課程2年
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  • 論文紹介2008/06/03

    論文紹介論文紹介
    みなさま、

    数理解析研究所 M2 の小布施です。
    以下、次回の論文紹介のお知らせです。
    論文は今週の火曜日に予定していたもののままです。

    日時:6/3(火) 15:00 〜
    場所:京大理学研究科 5号館 413号室
    発表者:小布施 祈織
    論文:”β-plane turbulence in a basin with no-slip boundaries”,
    W. Kramer, M. G. van Buren,
    H. J. H. Clercx, and G. J. F van Heijst
    Physics of Fluids 18,026603(2006)

    β平面上での2次元流を非周期的ですべりの無い境界の下で考えると、
    すべり有りの境界条件の下での解である basin modes の存在が確認されたり、
    周期境界条件下で見られる zonal band 構造がみられたりします。

    この論文では
    β平面上での乱流と波についての基本を述べた後、
    上記の結果を示す数値計算および
    すべり無しの境界条件がβ平面上での強制乱流に及ぼす影響と
    境界層の厚さのスケーリングを行います。

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    小布施 祈織 OBUSE, Kiori
    京都大学 理学研究科 数学・数理解析専攻(数理解析研究所)
    修士課程 2 年
    obuse@kurims.kyoto-u.ac.jp
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  • 論文紹介2008/04/22

    論文紹介論文紹介
    皆さま。

    流体研M2の森田です。

    論文紹介のお知らせです。

    日時:4/22(火) 15:00〜
    場所:京大理学研究科 5号館 413号室
    発表者:森田 浩之
    論文:”Critical Behavior in the Relaminarrization of Localized Turbulence in Pipe
    Flow,”
    Ashley P.Willis and Rich R.Kerswell
    PRL 98,014501(2007).

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    森田 浩之
    moritakun@hotmail.com

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