カテゴリー: 論文紹介

  • 論文紹介2007/10/16

    みなさま、

    流体研の水田です。

    明日の論文紹介のお知らせです。

    日時:10/15(火) 15:00〜
    場所:京大理学研究科 6号館 402号室
    発表者: 水田 敦
    論文:”Buoyancy-driven coalescence
    of spherical drops covered
    with incompressible surfactant
    at arbitrary Peclet number”

    Michael A.Rother and Robert H.Davis

    J.Colloid Interface Sci.270 (2004) 205-220

    drop二つの界面活性剤存在下での、
    collision efficiency についての、
    数値計算結果についてのお話しです。

    ———————————————–
    水田 敦 MIZUTA Atsushi

    京都大学大学院理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻
    物理学第一分野 流体物理学研究室 修士課程2年
    ———————————————–

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  • 論文紹介2007/10/14

    みなさま

    金谷@京大流体D2です。
    後期もセミナーを頑張りましょう。

    明日の論文紹介のお知らせです。

    日時:10/9(火) 15:00〜
    場所:京大理学研究科 6号館 402号室
    発表者:金谷 健太郎
    論文:”Suppression of the Rayleigh-Taylor instability
    of thin liquid films by the Marangoni effect,”
    Alexander Alexeev and Alexander Oron,
    Phys. Fluids 19, 082101 (2007).

    基板下部に付着した液膜の
    レイリー-テイラー不安定性が
    マランゴニ効果によって抑えられる
    というお話です。

    2次元および3次元における
    ナビエ-ストークス方程式と長波発展方程式の
    数値計算によって、温度勾配がある臨界値を
    越えたとき、非自明な破裂のない定常解が
    現れるということを示しています。

    金谷健太郎

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  • 論文紹介2006/12/07

    日時 :12/5(火) 13:30〜
    場所 :京大理学研究科 5号館 519号室
    発表者 :八登 浩紀
    論文 :”Turbulence and Coarsening
    in Active and Passive Binary Mixtures”
    S.Berti, G.Boffetta, M.Cencini, and A.Vulpiani,
    PRL95, 224501 (2005)

    二成分流体を、速度場と濃度場がカップルしたアクティブスカラー系として
    扱い、ランダムな外力を加えて数値計算を行った論文です。
    特に濃度場の緩和過程に注目しています。
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  • 論文紹介2006/11/21

    日時:11/21(火) 15:00〜
    場所:京大理学研究科5号館519号室
    発表者:金谷健太郎
    論文:”Open questions and promising new fields in dewetting,”
    U. Thiele, Eur. Phys. J. E 12, 409 (2003).

    後半部分へ進みます。
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  • 論文紹介2006/11/10

    日時:11/14(火) 15:00〜
    場所:京大理学研究科5号館519号室
    発表者:金谷健太郎
    論文:”Open questions and promising new fields in dewetting,”
    U. Thiele, Eur. Phys. J. E 12, 409 (2003).

    前回の補足と後半部分の解説をします。

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  • 論文紹介2006/11/06

    日時:11/7(火) 15:00〜
    場所:京大理学研究科5号館519号室
    発表者:金谷健太郎
    論文:”Open questions and promising new fields in dewetting,”
    U. Thiele, Eur. Phys. J. E 12, 409 (2003).

    撥水(dewetting)に関する未解決問題をまとめたレビューです。

    初期における穴の形成(液膜の破裂)、
    穴の不安定な成長(後退する接触線の横方向の不安定性)、
    不均一な基板における撥水の問題が論じられています。
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  • 論文紹介2006/10/20

    日時 :10/24(火) 15:00〜
    場所 :京大理学研究科 5号館 519号室
    発表者 :松本 剛

    論文 :
    “Is the Kelvin Theorem Valid for High Reynolds Number Turbulence?”
    S.Chen, G.L.Eyink, M.Wan, and Z.Xiao, PRL 97, 144505 (Oct. 2006)

    非粘性(¥nu = 0)では循環がラグランジュ的に保存しますが、
    レイノルズ数無限大の極限(¥nu ¥to 0)では、循環はどのように
    振舞うのか?を論じ、DNSで数値的に調べた論文です。
    特に「循環のカスケード」(circulation cascade)が論じられています。

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  • 論文紹介2006/07/02

    日時 :6/27(火) 15:00〜
    場所 :京大理学研究科 5号館 519号室
    発表者 :藤定義
    論文 :Nonlinear Development of
    Thermal Instability without
    External Forcing
    Hiroshi Koyama and Shu-ichiro Inutsuka
    arXiv:astro-ph/0605528 vl 20 May 2006

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  • 論文紹介2006/05/23

    日時 :5/23(火) 15:00〜
    場所 :京大理学研究科 5号館 519号室
    発表者 :松本 剛
    論文 :Finite-Reynolds-number effects in turbulence
    using logarithmic expansions
    K.R.Sreenivasan and A. Bershadskii
    JFM, 554, 477–498 (2006)

    実験データを適当な log の羃でフィットするとどうなるか?
    という話です。
    log をつかうのは完全に empirical で理論的な背景は
    ありませんが、いくつか面白い示唆があるように思います。

    具体的には、4/5則、Yaglom則、壁近傍のReynolds応力を
    log(r) の羃で展開し、係数をフィットして議論しています。
    また、速度揺らぎのバースト間隔や縦速度勾配の
    4次モーメント(flatness)は log (R_¥lambda)で展開して
    議論しています。
    特に flatness が有限の R_¥lambda で爆発する可能性がある
    と彼等は見ているようです。
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  • 論文紹介2006/05/15

    日時:5/16 (火) 15:00〜
    場所:京大理学研究科 5号館 519号室
    発表者:金谷 健太郎
    論文:”Droplet motion driven by surface freezing or melting:
    A mesoscopic hydrodynamic approach,”
    Arik Yochelis and Len M. Pismen,
    Phys. Rev. E 72, 025301(R) (2005).

    (先週の続き)
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