カテゴリー: 論文紹介

  • 論文紹介2014/06/03

    皆様

    流体研究室修士2回の天目です。
    6/3(Tue)の論文紹介についてお知らせします。

    日時:6月3日(Tue)15:00–
    場所:理学研究科5号館413号室
    論文:Suppression of the unsteady vortex wakes of a circular cylinder pair by a doublet-like counter-rotation
    Int. J. Numer. Meth. Fluids 2010; 63:22–39
    http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/fld.2075/abstract

    自由流に対して垂直に並んだ2つの回転する円柱、の系における、
    後流の不安定性の抑制についてと、円柱に掛かる揚力、抵抗について、
    数値計算と実験を比較して話します。

    至らぬ点も多々あるかと思いますが、
    よろしくお願い致します。

  • 論文紹介2014/05/13

    皆様

    流体研究室M2の秋田です。
    5/13(Tue)の論文紹介についてお知らせします。

    日時:5月13日(Tue)15:00–
    場所:理学研究科5号館413号室
    論文:” Vortex ring with swirl: A numerical study ”
    M.Cheng, J.Lou, T. T. Lim
    Physics of Fluids. 2010 vol.22 (9) pp.097101
    http://scitation.aip.org/content/aip/journal/pof2/22/9/10.1063/1.3478976

    円柱座標系で方位角方向に速度分布(Swirl)を持った渦輪が分裂し相互作用する
    ダイナミクスを
    格子ボルツマン法でシミュレーションを行い定性的に評価した論文です。
    Swirlが渦輪の分裂とその後の相互作用に重要な役割を果たすことが述べられて
    います。

    至らぬ点も多々あるかと思いますが、
    よろしくお願い致します。

  • 論文紹介2004/05/24

    京大流体D1佐藤です。来週の論文紹介のお知らせです。

    日時 : 4/27(火) 15:00〜
    場所 : 京大理学研究科 5号館 519号室
    論文 : “Low-dimensional dynamics of a turbulent wall flow”
    ,J.Jimenez & M.P.Simens ,2001,JFM.435,81-91.

    壁から遠い領域(外部層)に対して数値的マスク(a numerical mask)をかけることにより、
    外部層における壁乱流の渦構造の発達を人工的に抑制する、という内容です。

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    佐藤 海
    sato@kyoryu.scphys.kyoto-u.ac.jp
    京都大学大学院 理学研究科 流体物理学研究室
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  • 論文紹介2004/05/30

    皆様、

    松本剛@京大理です。

    今週火曜日の論文紹介の案内です。

    日時: 2004年 6月 1日 火曜日 15:00-
    場所: 京大理学研究科 5号館 519号室 (いつもの部屋)
    発表者: 松本 剛

    内容: 論文紹介

    “On the physical mechanisms of drag reduction
    in a spatially developing turbulent boundary layer
    laden with microbubbles”
    A.Ferrante and S.Elghobashi,
    J.Fluid Mech., 503, pp.345–355 (2004)

    乱流境界層に小さな気泡をいれると、最大で80%の抵抗軽減
    がおきることが知られています。
    この二相流(ちいさな気泡と流体)の数値計算を行なって、
    抵抗軽減の機構を物理的に説明したものです。

    連絡先: takeshi@kyoryu.scphys.kyoto-u.ac.jp
    075-753-3805

  • 論文紹介2004/07/13

    日時 : 6/29(火) 15:00〜
    場所 : 京大理学研究科 5号館 519号室
    発表者: 大木谷 耕司

    内容 : 論文紹介

    “Kolmogorov turbulence by matched asymptotic expansions”
    Thomas S. Lundgren,
    Physics of Fluids Vol 15(4) pp. 1074-1081. April 2003

  • 論文紹介2004/11/16

    COE講演会
    主催: 京都大学21世紀COE プログラム
    「動的機能機械システムの数理モデルと設計論」
    -複雑系の科学による機械工学の新たな展開-

    講演者: Prof. Uriel Frisch
    Laboratoire Cassiop¥'{e}e,
    Observatoire de la C¥^{o}te d’Azur,
    CNRS, France

    講演題目: Remarks on “dissipative” absolute equilibria and on complex
    singularities

    日時: 平成16年11月16日(火) 13:30−

    場所: 京都大学大学院 工学研究科 機械工学専攻
    物理系校舎212 号室
    (地図
    http://mech-server.mech.kyoto-u.ac.jp/english/traffic/images/yoshida/honbu.gif
    にある 28番の建物です。)

    Abstract:

    In the first part I shall explain why in my opinion
    the Cichowlas-Bonaiti-Debbasch-Brachet theory[1] of Kolmogorov-like
    turbulent transients is a real breakthrough.

    The second part is a progress report on the nature of complex
    singularities with emphasis on depletion of nonlinearity (work done
    with T. Matsumoto during my stay in Kyoto).

    [1] C. Cichowlas, P. Bonaiti, F. Debbasch and M. Brachet
    “Kolmogorov Scaling in Truncated 3-D Euler Flows”
    (http://jp.arxiv.org/abs/nlin.CD/0410064)

    備考:講師は10/20-11/17の期間、工学研究科 機械工学専攻に滞在中です。

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    松本 剛
    京大院 理学研究科 物理学第一教室 流体物理学研究室
    606-8502 京都市左京区北白川追分町
    email: takeshi@kyoryu.scphys.kyoto-u.ac.jp
    phone & fax: 075-753-3805

  • 論文紹介2004/06/07

    小笠原@流体研D2 です。

    明日の論文紹介のお知らせです。

    日時 : 6/8(火) 15:00〜
    場所 : 京大理学研究科 5号館 519号室
    論文 : “Particle Pair Diffusion and Persistent Streamline Topology in
    Two-Dimensional Turbulence”, Susumu Goto and J.C.Vassilicos,
    New Journal of Physics (to be published)

    2次元Navier-Stokes乱流の逆カスケード領域における相対拡散の話です。
    淀み点まわりの流線のトポロジーに着目して粒子対の運動を考察したあと、
    相対距離の確率密度関数に対する新しいモデルを提唱するという内容です。

    -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
    小笠原 健
    OGASAWARA, Takeshi
    京都大学大学院 理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻
    物理学第一教室 流体物理学研究室 D2

  • 論文紹介2007/12/20

    みなさま

    金谷@京大流体D2です。

    明日の論文紹介は、
    前回発表する予定だったものです。

    前回私の代わりに論文紹介を担当してくださった
    松本剛氏には、この場をお借りして
    厚くお礼を申し上げます。

    日時:12/18(火) 15:15〜
    場所:京大理学研究科 6号館 402号室
    発表者:金谷 健太郎
    論文:”Convection in thick and in thin fluid layers
    with a free surface ― The influence of evaporation,”
    M. Bestehorn,
    Eur. Phys. J. Special Topics 146, 391 (2007).

    今回の論文は2部構成になっています。

    まず初めに、蒸発のある厚い流体層における
    ベナール-マランゴニ対流が論じられています。
    温度場がパターンを形成することを
    数値計算によって示しています。

    次に、薄い流体層におけるパターン形成が
    取り上げられています。
    蒸発がない系では粗視化が起こり
    流体が滴や穴を形成するのに対し、
    蒸発がある系では粗視化や破裂が起こらず、
    定常で周期的なパターンが出現することを
    示しています。

    金谷健太郎

    戻る [http://www.kyoryu.scphys.kyoto-u.ac.jp/semi/semi2.html]

  • 論文紹介2007/12/04

    皆様、

    流体研D1の八登です。
    本日の論文紹介のお知らせをいたします。
    連絡が遅れまして申し訳ありません。

    日時:12/4(火) 15:00〜
    場所:京大理学研究科 6号館 402号室
    発表者: 八登 浩紀
    論文:” Observation of Inertial Energy Cascade
    in Interplanetary Space Plasma”
    L. Sorriso-Valvo, R. Marino, V. Carbone, A. Noullez,
    F. Lepreti, P. Veltri, R. Bruno, B. Bavassano, and E. Pietropaolo Phys. Rev.
    Lett. 99, 115001 (2007)


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    八登 浩紀 Yatou Hiroki

    京都大学大学院理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻
    物理学第一分野 流体物理学研究室 博士課程1年
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    戻る [http://www.kyoryu.scphys.kyoto-u.ac.jp/semi/semi2.html]

  • 論文紹介2007/10/29

    皆様、

    京大流体研D1の八登です。
    明日の論文紹介のお知らせをいたします。
    よろしくお願いいたします。

    日時:10/30(火) 15:00〜
    場所:京大理学研究科 6号館 402号室
    発表者: 八登 浩紀
    論文:”The role of ambipolar diffusion in the formation
    process of moderately magnetized diffuse clouds”

    Tsuyoshi Inoue, Shu-Ichiro Inutsuka, Hiroshi Koyama

    Astrophysical Journal 658 (2007) L99-L102

    熱的不安定によって高温相と低温相の二層に分離する
    星間空間の系で、磁場を入れたらどうなるのか、という話です。
    星間物質はプラズマで、中性成分とイオンの二成分流体である
    として数値計算を行っている点に特徴があります。


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    八登 浩紀 Yatou Hiroki

    京都大学大学院理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻
    物理学第一分野 流体物理学研究室 博士課程1年
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    戻る [http://www.kyoryu.scphys.kyoto-u.ac.jp/semi/semi2.html]