カテゴリー: 流体力学セミナー

  • 流体物理学ゼミナール2005/10/17

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    _/ 流体力学セミナー 2005 No. 9
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    _/ 日 時 : 05年 10月 31日 (月) 15:00〜16:30
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    _/ 場 所 : 京大数理研 009号室
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    _/ 講 師: 小貫 明 氏(京都大学 大学院理学研究科)
    _/ 題 目: Dynamic van der Waals Theory of two-phase fluids in heat flow
    _/
    _/ 内 容 :
    _/ We present a dynamic van der Waals theory including a gradient entropy.
    _/ It is useful to study phase separation when the temperature varies in
    _/ space. We show that if heat flow is applied to liquid suspending a gas
    _/ droplet at zero gravity, a convective flow occurs such that the
    _/ temperature gradient within the droplet nearly vanishes. As the heat flux
    _/ is increased, the droplet becomes attached to the heated boundary that
    _/ is wetted by liquid in equilibrium. In one case corresponding to partial
    _/ wetting by gas, an apparent contact angle can be defined. In the other
    _/ case with larger heat flux, the droplet completely wets the heated
    _/ boundary expelling liquid.
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    世話人:大木谷 耕司(京大数研)、藤 定義(京大理)、松本 剛(京大理)、
    山田 道夫(京大数研)
    アドバイザー:小森 悟(京大工)、藤坂博一(京大情報学)、
    船越 満明(京大情報学)、水島 二郎(同志社大工)、余田 成男(京大理)
    連絡先:ohkitani@kurims.kyoto-u.ac.jp
    メールリスト連絡先: semi-adm@kyoryu.scphys.kyoto-u.ac.jp

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  • 流体物理学ゼミナール2005/10/04

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    _/ 流体力学セミナー 2005 No. 7
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    _/ 日 時 : 05年 10月 17日 (月) 15:00〜16:30
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    _/ 場 所 : 京大数理研 009号室
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    _/ 講 師: 釡谷 秀幸 氏(宇宙物理学教室)
    _/ 題 目: 分子雲における磁場の散逸過程
    _/
    _/ 内 容 :
    _/ 分子雲が持つ磁場の散逸過程を明らかにすることは、星形成の素過程を理解す
    _/ るうえ で、現在でもその重要性は強調されるべきである(磁場が全てを決め
    _/ ているという、 かつての理論は正しくないとしても)。以前には、磁場の散
    _/ 逸過程を考える場合、イオンと電子が常に強く静電気力で結びついているとす
    _/ る理論が支持を受けていた時代があった。しかし、本講演で我々が明らかにす
    _/ るように、イオンと中性分子ガス間の摩擦が大きい場合には、イオンが電子と
    _/ 強く結びつくという仮定は、分子雲中で星形 成の直接的な現場となる密度の
    _/ 大きい領域では成り立たない。以前の定式化の誤りを正しつつ、本講演では、
    _/ 荷電星間塵の効果を含めた磁場の分子雲ガスへの凍結の様子も議論する予定で
    _/ ある。
    _/
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    世話人:大木谷 耕司(京大数研)、藤 定義(京大理)、松本 剛(京大理)、
    山田 道夫(京大数研)
    アドバイザー:小森 悟(京大工)、藤坂博一(京大情報学)、
    船越 満明(京大情報学)、水島 二郎(同志社大工)、余田 成男(京大理)
    連絡先:ohkitani@kurims.kyoto-u.ac.jp
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  • 流体物理学ゼミナール2005/09/07

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    _/ 流体力学セミナー 2005 No. 6
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    _/ 日 時 : 05年 9月 26日 (月) 15:00〜16:30
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    _/ 場 所 : 京大数理研 009号室
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    _/ 講 師: 片岡 武 氏 (神戸大学大学院自然科学研究科)
    _/ 題 目: 水面孤立波と界面孤立波の線型安定性
    _/
    _/ 内 容 :
    _/ 水面孤立波と二層流体中を伝播する界面孤立波の線形安定性を,Euler方程式系
    _/ を基に調べた結果を報告する.
    _/ まずは水面孤立波をとりあげる.最大波高が水深の0.781よりも小さいとき,
    _/ 進行方向に安定(孤立波の進行方向のみに依る撹乱に対して安定)であるが,
    _/ 0.713よりも大きいと,横方向に不安定(孤立波の峰方向にも依る撹乱に対しては
    _/ 不安定)であることを示す.
    _/ ついで界面孤立波をとりあげる.進行方向の安定性を調べ,孤立波のエネルギー
    _/ が停留値をとるときに安定性交換が起きることを理論的に示す.この結果を幾つ
    _/ かの具体的な孤立波解に適用し,その安定性の特徴を述べる.さらに進行方向に
    _/ 関して安定性交換するときはいつも,より小さな振幅において横方向不安定とな
    _/ ることを理論的に示す
    _/
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    世話人:大木谷 耕司(京大数研)、藤 定義(京大理)、松本 剛(京大理)、
    山田 道夫(京大数研)
    アドバイザー:小森 悟(京大工)、藤坂博一(京大情報学)、
    船越 満明(京大情報学)、水島 二郎(同志社大工)、余田 成男(京大理)
    連絡先:ohkitani@kurims.kyoto-u.ac.jp
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  • 流体物理学ゼミナール2005/07/27

    今週の水曜日午後に 流体力学セミナー No.6 を行います。
    いつもと場所がちがいます。ご注意ください。

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    _/ 流体力学セミナー 2005 No. 6
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    _/ 日 時 : 05年 7月 27日 (水) 13:30〜15:00
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    _/ 場 所 : 京大 理学研究科 物理学教室(理5号館) 439号室
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    _/ 講 師 : 村上 曜 氏
    _/ (University of Glasgow, Department of Aerospace Engineering)
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    _/ 題 目 : Problems and the Future of the Autogyro
    _/
    _/ 内 容 : オートジャイロとは、どのような乗り物なのかを紹介し、
    _/ その飛行の原理やヘリコプターとの違いを簡単に説明する。
    _/ オートジャイロのローターの誘起速度分布を表現する試みの
    _/ 一つとして、1980年代に発展させられたPitt & Petersモデルに
    _/ ついて、Navier-Stokes方程式からの導出を含めて少し詳しい
    _/ 紹介をする。最後に、オートジャイロの将来の展望を熱く語る。
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    世話人:大木谷 耕司(京大数研)、藤 定義(京大理)、松本 剛(京大理)、
    山田 道夫(京大数研)
    アドバイザー:小森 悟(京大工)、藤坂博一(京大情報学)、
    船越 満明(京大情報学)、水島 二郎(同志社大工)、余田 成男(京大理)
    連絡先:ohkitani@kurims.kyoto-u.ac.jp
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  • 流体物理学ゼミナール2005/07/01

    都合により今回のみ、以下のセミナー時間が変更になりました。
    参加される方はご注意下さい。なお、場所は同じです。
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    _/ 流体力学セミナー 2005 No. 5
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    _/ 日 時 : 05年 7月 4日 (月) 13:00〜14:30
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    _/ 場 所 : 京大数理研 009号室
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    _/ 講 師 : 犬塚修一郎 氏(京大大学院 理学研究科)
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    _/ 題 目 : 散逸過程の相対論:輻射流体力学の定式化とその応用
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    _/ 内 容 :
    _/ 粘性や熱伝導などの散逸過程を相対論の枠組みで取り扱う必要がある
    _/ 重要な天体物理学的現象は数多い。しかしながら、いまだに相対論の枠組み
    _/ でこれらの散逸過程を扱う定式化には問題点があり、その適用例は皆無に近い。
    _/ ここでは、その問題点をなるべくわかりやすく説明し、理論の現状を簡潔に
    _/ 紹介する。同様な問題は流体と輻射場が密接に相互作用する輻射流体力学に
    _/ おいても現れる。そこで、新たに定式化した特殊相対論的な輻射流体力学の
    _/ 記述を用いて線形波動を吟味し、相対論的な散逸の問題がどのように扱われて
    _/ いるかを示す。また、時間が許せば、(輻射と相互作用しない)単一流体中での
    _/ 相対論的熱伝導の実用的な定式化の方法に関しても議論したい。
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    世話人:大木谷 耕司(京大数研)、藤 定義(京大理)、松本 剛(京大理)、
    山田 道夫(京大数研)
    アドバイザー:小森 悟(京大工)、藤坂博一(京大情報学)、
    船越 満明(京大情報学)、水島 二郎(同志社大工)、余田 成男(京大理)
    連絡先:ohkitani@kurims.kyoto-u.ac.jp
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  • 流体物理学ゼミナール2005/05/26

    今回のセミナーは2部構成となります。
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    _/ 流体力学セミナー 2005 No. 4
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    _/ 日 時 : 05年 6月 6日 (月) 15:00〜16:30
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    _/ 場 所 : 京大数理研 009号室
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    _/ 講 師: 住野 豊 氏 (京大大学院 理学研究科)
    _/ 題 目: 自発運動する油滴、基板形状等による運動モードの変化
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    _/ 講 師: 永井 健 氏 (京大大学院 理学研究科)
    _/ 題 目: アルコール液滴の自発的運動モード変化
    _/
    _/ 内 容 :
    _/ 溶質の濃度勾配あるいは温度勾配が界面上に存在する時、界面張力の勾配が生じ、
    _/ 張力勾配誘起の対流が生じる(マランゴニ効果)。
    _/ 我々は特に溶質誘起のマランゴニ効果を等温での化学―力学エネルギー変換系
    _/ として注目し研究を行っている。ここで、注目すべき点として、マランゴニ効果
    _/ の見られる系では界面の自発的な揺動が見られるがその運動は不規則である。
    _/ 我々は、このような溶質マランゴニ効果の見られる系より規則的な運動モードを
    _/ 取り出すことに成功した。本発表では、水相中のガラスー水界面上での油滴の
    _/ 自発運動、および気水界面上の高級アルコール液滴の自発運動に関してそれぞれ
    _/ 具体的に解説する。
    _/
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    世話人:大木谷 耕司(京大数研)、藤 定義(京大理)、松本 剛(京大理)、
    山田 道夫(京大数研)
    アドバイザー:河原 源太(京大工)、小森 悟(京大工)、藤坂博一(京大情報学)、
    船越 満明(京大情報学)、水島 二郎(同志社大工)、余田 成男(京大理)
    連絡先:ohkitani@kurims.kyoto-u.ac.jp
    メールリスト連絡先: semi-adm@kyoryu.scphys.kyoto-u.ac.jp

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  • 流体物理学ゼミナール2005/05/16

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    _/ 流体力学セミナー 2005 No. 3
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    _/ 日 時 : 05年 5月 30日 (月) 15:00〜16:30
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    _/ 場 所 : 京大数理研 009号室
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    _/ 講 師 : Aiguo Xu 氏(京大大学院 人間・環境学研究科)
    _/
    _/ 題 目 : Finite-difference lattice Boltzmann methods for binary fluids
    _/
    _/ 内 容 :
    _/ Lattice Boltzmann Method (LBM) has become a viable and promising numerical
    _/ scheme for simulating fluid flows. There are several options to discretize
    _/ the Boltzmann equation: (i) Standard LBM (SLBM); (ii) Finite-Difference LBM
    _/ (FDLBM); (iii) Finite-Volume LBM; (iv) Finite-Element LBM; etc. These kinds
    _/ of schemes are expected to be complementary in the LBM studies. For
    _/ multicomponent fluids, (i) most existing methods belong to the SLBM, and/or
    _/ based on the single-fluid theory; (ii)nearly all the studies are focused on
    _/ isothermal and nearly incompressible systems. In our study, a two-fluid
    _/ kinetic model, first proposed by L. Sirovich, is clarified and
    _/ extended. Based on this kinetic model, FDLBMs for binary Euler
    _/ equations and Navier-Stokes equations are formulated.
    _/ We consider a binary mixture with two components, $A$ and $B$. The based
    _/ discrete velocity model (DVM) is described by two indexes, $k$ and $i$,
    _/ where $k$ denotes the $k$th group of discrete velocities with the same size
    _/ $v_k$, $i$ indicates the direction of the discrete velocity. The basic
    _/ ideas in the formulation procedure of the FDLBMs are as follows:
    _/ (i) The Chapman-Enskog analysis shows what properties the discrete
    _/ Maxwellian distribution function $f_{ki}^{A¥left( 0¥right)}$ should follow;
    _/ (ii) Those requirements tell the lowest order of the flow velocity
    _/ ${¥bf u}^A$ in the Taylor expansion of $f_{ki}^{A¥left( 0¥right) }$;
    _/ (iii) The highest rank of tensors of the particle velocity ${¥bf v}^A$ in
    _/ the requirements on the truncated $f_{ki}^{A¥left( 0¥right) }$ determines
    _/ the needed isotropy of the DVM. The present approach works for binary
    _/ neutral fluid mixtures. One possibility to introduce interfacial tension is
    _/ to modify the pressure tensors, which is implemented by changing the force
    _/ terms. For binary fluids with disparate-mass components, say $m^A¥ll m^B$,
    _/ only if the total masses and temperatures of the two species are not
    _/ significantly different, Sirovich’s kinetic theory works, so do the
    _/ corresponding FDLBMs. When the masses and/or the temperatures of the two
    _/ components are greatly different, the two-fluid kinetic theory should be
    _/ modified. In those cases, the Navier-Stokes equations and the FDLBMs are
    _/ not symmetric about the two components, but the formulation procedure is
    _/ straightforward.
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    世話人:大木谷 耕司(京大数研)、藤 定義(京大理)、松本 剛(京大理)、
    山田 道夫(京大数研)
    アドバイザー:河原 源太(京大工)、小森 悟(京大工)、藤坂博一(京大情報学)、
    船越 満明(京大情報学)、水島 二郎(同志社大工)、余田 成男(京大理)
    連絡先:ohkitani@kurims.kyoto-u.ac.jp
    メールリスト連絡先: semi-adm@kyoryu.scphys.kyoto-u.ac.jp
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  • 流体物理学ゼミナール2005/05/11

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    _/ 流体力学セミナー 2005 No. 2
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    _/ 日 時 : 05年 5月 23日 (月) 15:00〜16:30
    _/
    _/ 場 所 : 京大数理研 009号室
    _/
    _/ 講 師 : 早川尚男 氏(京大大学院 理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻 )
    _/
    _/ 題 目 : 非平衡環境下での希薄気体の統計理論
    _/
    _/ 内 容 :
    _/ 境界を通してのfluxのやりとりがないがない場合は平衡状態に緩和するというのは
    _/ Boltzmann以来の常識である。一方、非平衡開放系での定常状態がどうなっていて、
    _/ その一般論が可能であるかどうかというのも長く議論されている問題である。最近
    _/ でも佐々-田崎による定常熱力学(SSeT)の提唱がある。本講演ではその背景を踏ま
    _/ え、 熱流があるときの希薄気体のBoltzmann方程式の解を求めること、またSSTで
    _/ 議論された小孔で非平衡セルと平衡セルを繋いだ時に実現する非平衡環境下での
    _/ Knudsen効果はどうなっているのかを分子動力学法と境界層解析の比較から論じる。
    _/ またBoltzmann方程式の2次摂動定常解の安定性についても論じたい。
    _/
    _/ 参考文献:H-D. Kim and H. Hayakawa, JPSJ 72, 1904 (2003).
    _/
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    世話人:大木谷 耕司(京大数研)、藤 定義(京大理)、松本 剛(京大理)、
    山田 道夫(京大数研)
    アドバイザー:河原 源太(京大工)、小森 悟(京大工)、藤坂博一(京大情報学)、
    船越 満明(京大情報学)、水島 二郎(同志社大工)、余田 成男(京大理)
    連絡先:ohkitani@kurims.kyoto-u.ac.jp
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  • 流体物理学ゼミナール2005/04/28

    本年度、最初のセミナーの案内をお送りします。

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    _/ 流体力学セミナー 2005 No. 1
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    _/ 日 時 : 05年 5月 9日 (月) 15:00〜16:30
    _/
    _/ 場 所 : 京大数理研 009号室
    _/
    _/ 講 師 : 瀬戸 秀紀 氏(京大大学院 理学研究科 物理学)
    _/
    _/ 題 目 : Dynamical fluctuation of amphiphilic membranes
    _/
    _/ 内 容 :
    _/ 両親媒性分子は水・油界面に吸着したり、あるいは水中で会合してミセルや
    _/ 二分子膜を形成するなど様々なセミミクロ構造を形成する。中性子準弾性散乱
    _/ の手法の一つである「中性子スピンエコー法(NSE)」は、これらの水・油界面
    _/ での、あるいは水中での揺らぎの様子を知ることのできる唯一の実験方法である。
    _/ 今回のセミナーではNSEの実験結果から、両親媒性分子膜の曲げ弾性係数を求める
    _/ 方法について紹介する。
    _/
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    世話人:大木谷 耕司(京大数研)、藤 定義(京大理)、松本 剛(京大理)、
    山田 道夫(京大数研)
    アドバイザー:河原 源太(京大工)、小森 悟(京大工)、藤坂博一(京大情報学)、
    船越 満明(京大情報学)、水島 二郎(同志社大工)、余田 成男(京大理)
    連絡先:ohkitani@kurims.kyoto-u.ac.jp
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  • 流体物理学ゼミナール2014/08/04

    流体力学セミナー流体力学セミナー

    流体力学セミナーのお知らせをお送りします.

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        流 体 力 学 セ ミ ナー

    日時:2014年 8月 4日(月) 15:00 から 16:30

    場所: 京都大学 数理解析研究所 204号室

    講師: Prof. Eamonn Gaffney
    (Centre For Mathematical Biology
    Mathematical Institute, University of Oxford, UK)

    講演題目: Applications of Partial Differential Equations in Physiology

    講演要旨:
    Physiology and pathophysiology provide a rich arena for mathematical
    modelling that often requires continuum formulations, and thus partial
    differential equations, due the length and timescales under onsideration.
    We consider two examples. In the first, we explore the transport of
    oxygen in skeletal and cardiac muscle. This requires the study of
    reaction diffusion equations within complicated geometries, with the
    aim of refining indices of functional capillary supply from tissue
    cross sections to assist in identifying ne-scale muscle
    microvascular pathologies. As a second example, we consider Marx’s
    line: this is the epithelium immediately underneath the contact line
    formed by the ocular tear film and the eyelid which exhibits
    characteristics of cellular damage even in the healthy eye. We
    highlight that the determination of the fluid flow in the tear
    film meniscus adjacent to Marx’s line requires The Navier-Stokes
    equations rather than lubrication theory and illustrate how
    modelling the tear film informs our understanding of the potential
    role of hyperosmotic stress in the aetiology of Marx’s line
    and “dry eye” irritation.

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    世話人:山田 道夫(京大数理研), 藤 定義(京大),松本 剛(京大理)
    アドバイザー:船越 満明(京大情報学)、水島 二郎(同志社大工)、
    余田 成男(京大理)
    連絡先:山田道夫 yamada_at_kurims.kyoto-u.ac.jp
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